1948-05-25 第2回国会 参議院 労働委員会 第7号
從つて社會黨出身閣僚に特にお願い申上げて置きたいことは、勞働法の改悪、或いはその運用における悪運用と申しますか、そういうことは絶對にしないというようなことを述べて、一應勞働階級の不安を一掃せられましたが、にも拘わらず、現在同じような側面的な法律、例えば輕犯罪法のようなものも通つて、完全に不安を一掃されてはいないのであります。
從つて社會黨出身閣僚に特にお願い申上げて置きたいことは、勞働法の改悪、或いはその運用における悪運用と申しますか、そういうことは絶對にしないというようなことを述べて、一應勞働階級の不安を一掃せられましたが、にも拘わらず、現在同じような側面的な法律、例えば輕犯罪法のようなものも通つて、完全に不安を一掃されてはいないのであります。
西尾副總理なんかの言動にも、そういうふうに我々には受取れるのでありますが、大藏大臣としては、只今社會黨は今大藏大臣の考えられまするような御意見をよく社會黨にお話になつて、社會黨としてこの問題を引込ませると申しますか、この問題は打切りにする、こういうような政府としては確信をお持ちになつておるかどうか。
御承知のようにその状態は、この追加豫算を繞つて社會黨の左派に属する方々と、政府の見解とが相當食違いがある。そこがいわゆる新聞紙の内閣の危機を唱える所以である。これは勿論この内閣が三黨連立の内閣であります以上、これが何らかの形で調整ができないということになれば、今後内閣の施策を進めて行く上において非常に支障を來すので、今これが調整を極力やつているわけであります。
しかれども、この處罰をば、ほとんど終生にわたるがごときは、かえつて社會の安寧向上をはかる下策でありまして、それ人として最も尊きは悔い改むる人に對し、恕する襟度にあります。たとえば過日林國務相の失言に對し、鈴木法相は告訴なさんと聲明せられしに對し、同郷の友たる幽岳小百合の忠言を容れたる法相の態度は、まさに一國の大臣として賞讚に値いする。國家としてもまたしかりであろう。
從つて社會保證制度が一日も早く實現いたしますように、政府といたしましては努力をするのが最もよき方法と存じております。 —————————————
○野坂委員 しかしせつかく總理大臣がお見えになつて、社會黨の政策の根本の態度をお示しになつたのですから、今の御答辯の二點だけについてお聽きしたい。
かくのごときことは、法律をつくらなければならぬという一面においても、かえつて社會に對して疑惧の念を與えるものではないかと思う。だから法律が必要であるというならば問わないが、はたして現在の機構で取締りができるという自信があるかどうかということを聽くのです。
ところが本追加豫算の編成方針を見ますると、なるほど健全財政の建前は一應とられておりまするが、しかし單にその名にとらわれまして、收支のバランスをとることに汲々としておつて、社會黨を中心とする内閣が、勤勞大衆の絶對的支持と期待とによつてでき上つたその大衆の支持期待を、ややもすれば裏切る。そういう感を深くせざるを得ないのである。
ただ叶君一個人が不用意に昨日のやじをとばしたというだけであつて、社會黨全體としては、だから幹部會におきまして、遺憾の意を表する、陳謝をするということになつたので、この點を十分御了承を願いたい。
別にそれによつて社會化を排除するのだといつたようなことではないと考えております。
およそ民法は、各人の日常生活を規律するものでありますがゆえに、國民が日常生活上これを信じてやつておる、また不可なしとして行つておるもので、特にこれを認めることによつて社會不安を生じ、または公の秩序に反するというのならばいざ知らず、しからざる限りは、國民の順良なる生活はそのままこれを認めることをもつて本則とすべきものと考えております。
のみによつて成立するということが規定されておりますし、また憲法によつて、國民はすべて平等な最小限度の教育を受けることもできるのでありますから、殊に私は後に提案しようと思つていたのでありますけれども、この司法委員會の總意をもつて文教委員會に、新制中學の社會科の教科書の中に、この民法を挿入してもろうことを申し入れたいということについて御相談したいと思つたのでありますけれども、むしろこれは教養を高めることによつて、社會
西尾長官の官邸であるか、政務調査會の幹部と和田安本長官、西尾長官がお打合わせになつて、社會黨側からそういう要求が出たということを聽いております。私どもの政黨でも、すでにわれわれの同僚である小川半次君は、千八百圓ベースは無理ではないかということを、本會議の席上で質問をいたしたことがあるのであります。
それで企業の大きさというものが、これ以上大きくてはいわゆる經濟力集中になつて、從つて社會公共の福祉に反する、しかもまたこれ以下であつてはいろいろな條件において小さ過ぎて社會公共の福祉に反する。日本の適正規模というのは、これはむろん産業の種類については非常に複雜になりますから、われわれの危險に思いますことは機械的に線を引かれては困るという點であります。
しかるに實際において屆出がないから、法律は夫婦にしておらぬのだと言つてみたつて、どうも實際に合わぬ法律をつくられても、かえつて社會の秩序を維持するということに困難だと思います。それから今おつしやつた、できたら早速屆出するようにしたらいい。これは私も贊成ですが、なかなか行われません。
○松本(眞)委員 この際吉川理事の辭任に伴う缺員について私に後任者の指名を一任願つて社會黨からその缺員を選擧したいと思いますが、よろしくお諮りを願います。
それから恩給制度の問題はこれは大きな問題でございまして、恩給制度を存置するにいても保險計算的にやつて、いつて社會保險的のものにすべきではないかといういろいろな御意見を伺つておりますが、特にただいまの御意見も一つの重要な参考として承るのであります。これらのことは先ほど觸れましたように、本法の關係の恩給の問題は、人事院にあらゆる觀點からひとつ立案してもらうという考えでおるわけでございます。
今日法律がいくらできましても、その法律の裏を潛りまして、かえつて社會に害悪を流す點が多々あるのでありまして、かような點からいたしまして、この法案の中に、なぜ町村の實態をよく知つている農地委員會の意見を聴するというようなことが附け加えられておらないのか、その點私は非常に不思議に考えているのでありますが、かような法律の裏を潛らないように、ほんとうに農地の集團化をはかりまして、健全なる近代農村を打建てるというような
これを文部省が中心になりまして、青少年團の在り方についての指導指針のようなものを作つて頂いておるのでありまして、これは民間の各委員の方々等によつて作つておるのでありますが、この中の問題としても當然こういう問題が今後取上げられて來ることと期待しておるわけでありまして、これらによつて社會教育部門全體、特に生活道義の昂揚を通じての交通道徳への發展というような意味において考えて行くのが今日の過程であろうと存
法律が婿養子縁組というものをつくつて、それにならつて社會が婿養子縁組をつくつたならば、やめろというたらこれをやめましよう。そうではありません。社會にあつたことを法律が取入れた。しかるになお社會に殘つておる。これわ法律がやめると、實際の國民生活と反したる法律ができてくる。國民は去就に迷います。その説明では絶對に私が満足できないだけでなく、国民全體が満足できません。